ヘバーデン結節 最新情報:薬の副作用とヘバーデン結節

2012年12月14日

薬の副作用とヘバーデン結節

一般的にヘバーデン結節の痛みや炎症に対して出される薬について調べてみました。
もっともよくつかわれるのが、「非ステロイド性消炎鎮痛薬」です。
関節に起きている炎症を抑え、ヘバーデン結節の痛みを鎮めるなどの作用があります。

●内服薬
いわゆる飲み薬です。非ステロイド性の内服薬はよく使用され、ヘバーデン結節の痛みにも効果があります。
注意点としては長期間の使用を避けるということです。副作用として胃が悪くなることがあります。ヘバーデン結節の治療で飲み始めた薬で、胃が痛くなったり、潰瘍などができてはたまりません。
最近では胃にやさしい負担の少ないものもあるそうです。一日2回では負担がかかるため、一日3回服用するものが一般的なようです。


●外用薬
これは飲むタイプの薬ではなく、湿布のようにヘバーデン結節の箇所に貼ったり、塗る薬です。どちらになるかは医師の判断による場合と、好みを聞かれる場合もあるようです。
内服薬よりも体への負担が少ない為、胃が弱い方などには外用薬のほうが良いかもしれません。
ヘバーデン結節は指にあらわれる症状なので、湿布や塗り薬は使いづらいという声もあります。また、副作用として皮膚に合わない場合があり、かぶれたりすることもあります。


●座薬
これはヘバーデン結節の方にはとても稀なケースかもしれません。
関節の痛みがとても強いときなどに使用されます。
飲み薬や貼り薬よりも、効果があらわれるのが早いです。
副作用は飲み薬と同じで長期にわたって使用すると、胃が悪くなることがあります。


これらの薬は一時的ですが、ヘバーデン結節の痛みがやわらぎ、らくになります。 そのためヘバーデン結節が治ったと思い、指を使いすぎて炎症がひどくなるということもあるそうです。薬は痛みを抑えているだけのものなので、関節自体を治しているものではないということを理解しておく必要があるようです。

ヘバーデン結節には上手に薬を使い、副作用の知識も知って、長期使用は避けたほうが良いそうです。


ニックネーム ヘバーデン結節 at 13:24| ヘバーデン結節の治療