ヘバーデン結節 最新情報

2013年11月26日

外傷による指の変形

ヘバーデン結節によく似た症状に、リウマチという病気があり以前このブログでも比較をしてみました。

ヘバーデン結節のような指の病気について調べる中で、外傷により指の痛みや腫れ、変形が見られる症状が他にもあったので、今回はそれについて紹介したいと思います。

主に、野球やバレー、バスケットなどのスポーツによる外傷によるもので、ボールが指に当たった時に起こりやすく、突き指の一種です。

病名は、マレット変形と呼ばれ、症状は指の腫れや痛みですが、特徴的なのは指の第1関節が曲がったままで、自力では伸ばすことができません。
反対の手や誰かに伸ばしてもらうことは可能です。

指の中でどのようなことが起こっているかというと、指を伸ばすための伸筋腱が損傷してしまったり、関節内の骨折が生じています。

腱の損傷か骨折かによって、治療の方法は異なってきます。

突き指と思って軽視していると、治療が遅れ治るのに時間がかかるので、早めに病院で診察することが大切なようです。

こうした外傷の可能性もなく、指の痛みや腫れ、変形などがある場合は、ヘバーデン結節やリウマチなどの病気が考えられます。

膝や腰の痛みは病院に行こうかなという気になりすいですが、指の不調は我慢したり、一時的なものかなと甘く思いがちです。

指の病気にも色々なものがあります。
早期診断と初期の適切な対処が大切だということ、ヘバーデン結節にも同じことが言えるということを改めて知ってほしいと思います。


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