ヘバーデン結節 最新情報:ヘバーデン結節の症状 水ぶくれ

2013年07月29日

ヘバーデン結節の症状:水ぶくれ

ヘバーデン結節の指に水ぶくれができることがあります。

指の第一関節や爪の少しの箇所などに発症します。

この症状はヘバーデン結節の患者さんに比較的多いようですが、指の第2関節に同じ症状がでるブシャール結節の方にもできるようです。

「ミューカスシスト」という珍しい名前がついています。

このミューカスシストは、関節を包んでいる関節包という袋から、関節液が漏れ出し透明な水ぶくれを作っています。

ミューカスシストの画像で検索すると、症状が進行し爪を圧迫し変形を起こしている画像なども出てきます。 爪の変形はミューカスシストを切除することで防ぐことができます。

やっかいなのは、この水ぶくれが潰れるとばい菌に感染しやすく、炎症を起こしやすいということです。また腫れて大きくなるとひどい痛みを伴うことが多いようです。

注射で抜き取る処置が一般的です。

またヘバーデン結節の中ではこのミューカスシストの切開が手術としては多いようです。

他にも病院によっては液体窒素を使用し、ミューカスシストを凍らせる処置をするところもあるようです。

一度の治療で治る人もいれば、何度も繰り返しでき日常生活に支障をそれで治る人もいますが何度も繰り返すことがあるようです。

ヘバーデン結節を患っている方は、ミューカスシストが大きくなる前に早めに手の専門外科や皮膚科で診てもらうことをおすすめします。


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