ヘバーデン結節 最新情報:ヘバーデン結節

2014年10月29日

3つの変形性指関節症

変形性関節症とはその名前からもわかるとおり、関節が変形してくる病気です。

手の指の関節に変形が見られるものを、「変形性指関節症」といいます。

指の変形性関節症にもいくつかの種類があります。

これまで紹介してきた、指の病気で年配の方に非常に多く見られる「ヘバーデン結節」がその1つです。

ヘバーデン結節は指の第一関節が腫れ、痛みもでてきます。
指の関節には結節というコブ状のものができます。
しだいに指の第一関節が曲がる病気です。

指の骨が変形してくる関節症としてはリウマチがありますが、ヘバーデン結節との違いは検査でわかります。
 (2つの病気の違いは過去の記事をどうぞ⇒ ヘバーデン結節とリウマチの比較 )

この病気は、手だけでなく足の関節でも足指の変形がみられ、手足の両方にヘバーデン結節が発症する例もみられます。 (足のヘバーデンについての詳細はこちら⇒ 足のヘバーデン結節と外反母趾 )


次に、指の第二関節に同じような症状が出る「ブシャール結節」があります。
稀にヘバーデン結節とブシャール結節を同時に発症することもあり、関節の多い指ですので注意が必要です。

最後に親指の付け根の関節に痛みがあらわれ、亜脱臼しやすくなる変形性関節症が「母指CM関節症」です。


このように指の変形性関節症には症状が出る関節の場所により名前が異なる、3つの関節症があります。

ヘバーデン結節を含めこれらの変形性指関節症は、病院では治らないと言われ治療法が確立していません。
テーピングや湿布などの治療法が一般的です。

ですが、どの変形性指関節症でも原因は同じですので、「ヘバーデン結節の解消法」で効果があらわれます。 指にできたコブが小さくなったり、痛みがおさまったり、少し時間はかかりますが指の変形にも効果が見られます。

変形性指関節症は治していくことのできる病気です。


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2014年04月21日

ヘバーデンと一緒に解消された症状

ヘバーデン結節が良くなってきたのと同時に、ひどい足のむくみや静脈瘤、腰痛もよくなったと聞いた時には、とても驚きました。

病院では「治らない病」と言われたヘバーデンにも効果があり、それ以外の病気もよくなるなんて信じられない!と知人も喜んでいました。

いつも仕事から帰ると、ふくらはぎはパンパンで指で押すと形がくっきりとつき、血管も太く見えていたそうです。ズボンもふくらはぎのところで脱げなくなってしまうと困っていました。

病院ではヘバーデン結節は難しい病気で原因もわからないのですが、東洋医学的にみればヘバーデン結節の原因は明らかで、良くしていくことができます。

ただヘバーデン結節は、これまでの生活の積み重ねでできた悪循環を自ら変えていかなければなりません。

続けることが苦手な人には不向きかもしれませんが、指の変形や痛みから解放されるのだから継続することをがんばって続けることもできると思います。

腰痛や足のむくみがなぜ治ったのか聞いてみると、東洋医学ではヘバーデン結節は腎経の病気で、腎をよくすれば他の腎経の病気も良くなるそうです。腰痛なども腎経の病気だったようです。少し難しいですが、そういうことらしいです。
他にも、膝痛や耳鳴りなどにも効果があるそうです。

半信半疑で始めたヘバーデン結節の治療法が、毎日の日課になっているようで私も嬉しくなりました。


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2013年11月26日

外傷による指の変形

ヘバーデン結節によく似た症状に、リウマチという病気があり以前このブログでも比較をしてみました。

ヘバーデン結節のような指の病気について調べる中で、外傷により指の痛みや腫れ、変形が見られる症状が他にもあったので、今回はそれについて紹介したいと思います。

主に、野球やバレー、バスケットなどのスポーツによる外傷によるもので、ボールが指に当たった時に起こりやすく、突き指の一種です。

病名は、マレット変形と呼ばれ、症状は指の腫れや痛みですが、特徴的なのは指の第1関節が曲がったままで、自力では伸ばすことができません。
反対の手や誰かに伸ばしてもらうことは可能です。

指の中でどのようなことが起こっているかというと、指を伸ばすための伸筋腱が損傷してしまったり、関節内の骨折が生じています。

腱の損傷か骨折かによって、治療の方法は異なってきます。

突き指と思って軽視していると、治療が遅れ治るのに時間がかかるので、早めに病院で診察することが大切なようです。

こうした外傷の可能性もなく、指の痛みや腫れ、変形などがある場合は、ヘバーデン結節やリウマチなどの病気が考えられます。

膝や腰の痛みは病院に行こうかなという気になりすいですが、指の不調は我慢したり、一時的なものかなと甘く思いがちです。

指の病気にも色々なものがあります。
早期診断と初期の適切な対処が大切だということ、ヘバーデン結節にも同じことが言えるということを改めて知ってほしいと思います。


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2013年07月29日

ヘバーデン結節の症状:水ぶくれ

ヘバーデン結節の指に水ぶくれができることがあります。

指の第一関節や爪の少しの箇所などに発症します。

この症状はヘバーデン結節の患者さんに比較的多いようですが、指の第2関節に同じ症状がでるブシャール結節の方にもできるようです。

「ミューカスシスト」という珍しい名前がついています。

このミューカスシストは、関節を包んでいる関節包という袋から、関節液が漏れ出し透明な水ぶくれを作っています。

ミューカスシストの画像で検索すると、症状が進行し爪を圧迫し変形を起こしている画像なども出てきます。 爪の変形はミューカスシストを切除することで防ぐことができます。

やっかいなのは、この水ぶくれが潰れるとばい菌に感染しやすく、炎症を起こしやすいということです。また腫れて大きくなるとひどい痛みを伴うことが多いようです。

注射で抜き取る処置が一般的です。

またヘバーデン結節の中ではこのミューカスシストの切開が手術としては多いようです。

他にも病院によっては液体窒素を使用し、ミューカスシストを凍らせる処置をするところもあるようです。

一度の治療で治る人もいれば、何度も繰り返しでき日常生活に支障をそれで治る人もいますが何度も繰り返すことがあるようです。

ヘバーデン結節を患っている方は、ミューカスシストが大きくなる前に早めに手の専門外科や皮膚科で診てもらうことをおすすめします。


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2013年06月24日

足のヘバーデン結節と外反母趾

足にもヘバーデン結節ができるのを知っていますか?

ヘバーデン結節というのを初めて聞く人は、何の病気?と思うかもしれません。

ヘバーデン結節は指の関節の病気で、痛みや腫れを伴う結節というのが指の第1関節にできます。そして進行とともに、指が変形していきます。

ヘバーデン結節は中高年の女性に多い病気なので、老化現象とか家事など指を使うことが多いからとか、女性ホルモンの影響などの可能性を指摘されますが、男性にも多くの患者さんがいるようです。

また手の指だけでなく、足の指にも発症します。手にヘバーデン結節を発症している場合は、足にヘバーデン結節ができる可能性も高いと言います。

外反母趾と思っている人も実はヘバーデン結節かもしれません。

最近ではそういうケースが多いそうです。

そのまま何もせずにいると、ひどい外反母趾になり、足の指の変形が見た目にもかなりひどくなってしまうようです。

足の第1関節に痛みや腫れを感じたらすぐに診察を受けるのが安心です。

手にできるヘバーデン結節も、足にできるヘバーデン結節も、進行性というのがやっかいです。

それにこんな恐ろしい病気なのに、病院では原因不明と診断され、その上治療法がないと言われます。

今の医療で治療法がないのならば、再生医療を待てば将来この原因不明のヘバーデン結節にも効果が期待できるのでしょうか。


原因不明で治療法がないのに薬は処方されます。
その多くは痛み止めの鎮痛・消炎薬になりますが、皮膚や骨の再生が期待される薬を出している病院もあります。

薬や治療法のこと、いつか足にもヘバーデンができるのか、、、この病気はとても不安が大きいです。


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2012年12月17日

ヘバーデン結節とリウマチの比較

ヘバーデン結節と関節リウマチは症状が似ているので、その違いや共通点について調べてみました。

関節リウマチは関節に炎症が起き、関節が破壊されていく病気です。自己免疫疾患の病気です。
一般的に炎症は、手の指や手首などから起こりやすく、症状が進んでいくと全身の関節にも進んでいきます。

リウマチもヘバーデン結節もどちらも初期の段階では"朝方の指のこわばり"という症状があります。

ヘバーデン結節は指の第1関節にのみ起こる関節症ですが、リウマチの場合は全身の関節に症状が出ます。体の他の関節にも痛みや腫れなどがある場合は、リウマチが考えられるので知っておくと良いでしょう。

病院でよくあるのは、指関節の痛みが続き、腫れもあるため、自分はリウマチではないかと思い病院に行ってみると、検査の結果、ヘバーデン結節だったというケースです。

ヘバーデン結節という初めて聞く不思議な名前に驚き、病院から戻ってからヘバーデン結節について、色々調べたり家族や誰かに相談することがよくあるようです。

詳しくは病院でのレントゲン検査により、リウマチとヘバーデン結節の違いを判断することが可能です。骨の状態で判断もできますが、血液検査によっても確かな診断が可能です。
そのため整形外科の中でも、リウマチ治療も行っている病院が人気のようです。

ヘバーデン結節もリウマチも、指が変形してくるという症状があるのですが、指の曲がり方にも違いがあるようです。

また、どちらもなぜ起こるかという原因はまだわかっていないそうです。
その他の違いや共通点などもまた紹介したいと思います。


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2012年12月10日

ヘバーデン結節とは

ヘバーデン結節は手の指の第一関節に炎症が起きる病気です。
指の変形性関節症とも呼ばれます。

症状の表れは、一本の指に限らず、数本〜全ての指に症状が表れることもあります。

指に痛みを感じるもので最も多いのが変形性指関節症で、その中でもこのヘバーデン結節の発症が多いことが知られています。

ヘバーデン結節は圧倒的に女性に発症することが多いですが、男性にも発症しています。年齢で多いのは40代以降の人となっています。

炎症が進行してくると、指が変形してくるのもヘバーデン結節の特徴です。指の変形が止まると不思議と指の痛みはなくなる人が多いようです。

ヘバーデン結節の症状として考えられるものは、

朝の手のこわばり、指関節の痛み、腫れ、赤み、
患部が熱を持つ、水疱のようなものができる、
指のしびれ、不快感、指が動かしづらい、
手が握りづらい、指を動かすと音がする、
骨の変形、指の筋力低下、、、

など様々な症状があります。


ニックネーム ヘバーデン結節 at 16:13| ヘバーデン結節



ヘバーデン結節のブログを始めました。

ヘバーデン結節は、指の痛みだけでなく、関節の腫れ、進行後は骨の変形ととても不安な病気です。

しかし不安なことはそれだけではありません。

ヘバーデン結節は治療法がないということが、一番の不安要素です。

治療法がないというのは、進行していく指を眺めて過ごすしかないということです。

私の身近にもヘバーデン結節で悩んでいる人がいます。

みなさんはヘバーデン結節になって、どんな病院に行かれたのでしょうか?

総合病院、整形外科、形成外科、皮膚科、手の専門病院、リウマチ科、色々あります。

きっとどの病院でも「ヘバーデン結節は治らない」と同じ結論を言われたのではないでしょうか。

病院で主に行われる治療は、痛みなどの症状を和らげる『対処療法』です。

『対処療法』以外では、手術も1つの治療法として紹介されますが、実際はヘバーデン結節で手術までするケースは少ないそうです。

私は『対処療法』も大切な治療法だと思います。

指が痛くて針を刺されたように痛みが続くような時に、すぐにその痛みを和らげてくれる薬はとてもありがたいです。

でも『対処療法』と共に、ヘバーデン結節を『完治させる目的の治療法』もすごく必要だと思います。

両方の治療法を探しながら、ヘバーデン結節の情報を同じように悩んでいる人達に伝えたいと思います。

ヘバーデン結節は不安の大きい病気ですが、いつかきっと根治できる治療法が手術以外にもできてほしいと強く思っています。


ニックネーム ヘバーデン結節 at 16:06| ヘバーデン結節